top of page

人工ヌクレオカプシドの試験管内再構成についての論文がACS Synthetic Biology誌に掲載されました

田島研也博士が筆頭著者、寺坂特任准教授が責任著者の論文がACS Synthetic Biology誌に掲載されました。 K. Tajima, Y. Sakai, N. Terasaka†. Cargo-directed assembly of nonviral nucleocapsid with controlled size. ACS Synth. Biol. 15(3) 1178–1186 (2026) 特定のサイズと形状を持つ自己集合性タンパク質ケージ内に多様な荷物を精密に封入することは、多くのバイオテクノロジー応用において不可欠ですが、細胞内発現ではその封入を制御することが困難でした。今回の研究では、分割型人工ヌクレオカプシド(spNC-4)を用いた、in vitroでの荷物指向型再構成システムを開発しました。2つのspNC-4キャプシドタンパク質サブユニットを個別に調製し、それらを協調的に組み合わせて荷物を封入させました。ヌクレオカプシドmRNAをin vitroで30 nmの球状ヌクレオカプシドに封入したところ、細胞内で発現したsp

分割したタンパク質ユニットから構成される480量体人工ヌクレオカプシドの論文がPNAS誌に掲載されました

寺坂特任准教授が共同筆頭著者である論文がProceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America誌に掲載されました。 M. D. Levasseur*, N. Terasaka*, A. Steinauer, S. Tetter, S, Pfister, B. H. Meier, D. Hilvert. An engineered closed-shell, two-component, 480-subunit nucleocapsid. Proc. Nat. Acad. Sci. USA. 123(22), e2530090123 (2026) https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.2530090123 ウイルスカプシドや細菌のマイクロコンパートメントなどの天然のタンパク質シェルは、機能性分子を保護・送達する合成コンパートメントの設計に向けた取り組みの手がかりとなってきました。本研究では、非ウイルス性の、人

タンパク質N末端に非天然アミノ酸を導入する方法およびde novoバインダースクリーニングに関するプレプリントをbioRxivで公開しました。

以下のプレプリントをbioRxivに公開しました。生命創成探求センター・分子科学研究所の岡本泰典准教授との共同研究になります。 H. Furukawa, Y. Okamoto, N. Terasaka*. Artificial initiation codons and engineered initiator tRNAs enable N-terminal noncanonical amino acid incorporation in intact cell-free translation systems. bioRxiv (2026) 非天然アミノ酸(ncAA)をタンパク質のN末端に導入する技術は、タンパク質内部の配列への影響を最小限に抑えつつ、新たな機能を導入できる手法です。しかし、無細胞翻訳系を用いた高効率な開始コドンncAA導入系では、系からメチオニンまたはメチオニルtRNA合成酵素を除去することで天然のメチオニン翻訳経路を抑制しているため、内部にメチオニン残基を含むタンパク質への適用が制限されます。 本研究では、特定の因子を除かな

無細胞翻訳系を用いたタンパク質進化に関する2つのプレプリントをbioRxivで公開しました

以下の二つのプレプリントをbioRxivに公開しました。東京大学大学院工学系研究科の古林太郎研究員との共同研究になります。 Boosted cell-free gene expression for robust signal readout from a single-copy DNA template in microdroplets https://www.biorxiv.org/content/10.64898/2026.02.22.707295v1 Efficient cell-free evolution of RNA polymerases by droplet microfluidics https://www.biorxiv.org/content/10.64898/2026.02.23.707346v1 従来の分子進化は、DNAクローニングや細胞の形質転換、培養工程に依存しており、スピードとスループットに制約がありました。 本研究では、数百fMのDNAからのタンパク質発現が可能なboosted PURE系を構築し、ピコリットル

生命-非生命転移シンポジウムでの発表

学術変革領域研究(B)生命-非生命転移が開催する国際シンポジウム(3月18日,19日 東京大学子アバIIキャンパス)にて、ウイルス模倣ヌクレオカプシドの実験室内進化について寺坂特任准教授発表いたします! 以下の論文・プレプリントの内容を発表予定です。 D. Kanayama, N. Terasaka† , K. Kato, S. Okazaki, H. Suga†. A Nonviral Neo-Nucleocapsid for Cell-Specific RNA Delivery Developed by Pseudo-Cyclic Peptide Grafting and Directed Evolution. Angew. Chem., Int. Ed. Engl. (2025), †Co-corresponding author K. Tajima, Y. Sakai, N. Terasaka . Cargo-directed assembly of nonviral nucleocapsid with controlled size

日本農芸化学会2026年度大会での発表

日本農芸化学会2026年度大会(同志社大学)のシンポジウム「ペプチド進化工学の未来 ~mRNA display、創薬、マイクロデバイス、発酵生産~」3月11日15時15分)にて、マイクロ流路を用いた無細胞タンパク質進化システムについて寺坂特任准教授発表いたします!是非お越しください! https://jsbba2.bioweb.ne.jp/jsbba2026/index.php?btn2_move=on&type=4&code=3SY08B6 寺坂特任准教授はmRNA display経験者の視点から、現在取り組んでいる無細胞タンパク質進化系のメリット・デメリットについて発表する予定です。

細胞にエンドサイトーシスされる人工ヌクレオカプシドの論文がAngewandte Chemie誌に掲載されました

寺坂特任准教授が共同責任著者である論文がAngewandte Chemie誌に掲載されました。 https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ange.202519027?af=R 本論文では、共有結合性タグであるDogTag/Catcherを利用することで、人工ヌクレオカプシド(NC-4)の外表面に機能性タンパク質を提示するシステム(DogNC-4)を設計しました。 さらに、ランダム変異ライブラリーからの分子進化実験によって、粒子形成効率の向上に成功しました(DogNC-4.1)。 DogNC-4.1の表面に 肝細胞増殖因子受容体(MET)に結合する環状ペプチド配列を導入し、受容体を介して細胞にエンドサイトーシスされるヌクレオカプシドの人工進化に成功しました。この研究成果は、非ウイルス性タンパク質カプセルによるRNAデリバリー技術への応用が期待されます。 本研究は東京科学大学総合研究院の加藤一希先生との共同研究です。

総説が「Viva Origino」に掲載されました

生命の起原および進化学会が刊行する学術雑誌「Viva Origino」52巻1号に、寺坂が執筆したミニレビュー「実験室内進化で迫る原始ウイルス形成過程」が掲載されました。オープンアクセスなので、どなたでもご覧いただけます。...

News & Updates

 〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1-I7E-319

Copyright © 2022 Naohiro Terasaka. All Rights Reserved.

nterasaka    elsi.jp

アットマーク.png
bottom of page